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藤井風 愛聴曲3選

更新日:8月12日


何なんw この人は凄すぎると初めてYouTubeの座り込んで床に置いたキーボード弾き語り見た時、所謂生きている次元が違う、多分精神は4次元以上ひょっとしたら10次元の人かも知れないと思った。弾き語る姿の才覚の違いは矢張りストイックに野球に人生を捧げる大谷翔平を彷彿させる天才性を感じざるを得ない。話は変わるが僕は、20歳そこそこの頃に精神世界にハマり天河弁財天に入り浸ったり、瞑想や宇宙と繋がる事に躍起になった頃がある。まぁ其れは美しいもので精神が浄化され一時的にでも悟りを知った優しい人間になれたものだ。(今はなんだか煩悩凡人と化してリアリズムが先行して随分心も魂もギスギスしてしまったが。)藤井風は、天が我々に与えてくれた正に風の時代の象徴であろう。"行雲流水(こううんりゅうすい)"を身を持って生きていくアーティストである。


1.「帰ろう」

涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)悟りの境地の曲。煩悩(ぼんのう)が消えた悟りの世界には、苦しみはなく、静やかなサワサワと心地よい風と安らぎだけがある。天に導かれた時、正にあの世に持っていけるモノも念も想いも何も無いという。美しいメロディと清き清しい歌声は何処までも素直にマインドに届いてくる。エヴァンゲリオンの最終回を観たような感覚にも近い。

2.「優しさ」 ラジオで初めて聞いた時、とんでも無い才能が出てきたと思った。山下達郎のポップスや坂本龍一のクラシックを吸収しきったレベルの素晴らしい作曲力と、深いけど重くも無い、でもしっかりと心に届く声に感銘した。全くいつ聞いても聞き飽きない名曲。然も顔もスタイルも良いのだからケチのつけようが無い。

3.「死ぬのがいいわ」同率「きらり」 "死ぬのがいいわ" 三愛の中の『愛欲』すら超えた無色愛・むしきあい』(物質を越えた欲望)の境地。惚れたアンタと別れるのなら死ぬのがいいわ。世界で日本語という壁を超えてヒットしたこの人間の素直な根源的な想いは万国共通の言語を超えた気持ちなのだろう。太宰治的な私小説やフランスのシャンソンにも近い風情と郷愁感もありながらハーフテンポのトラップビートに乗せた退廃感重厚感とヒラヒラ横に流れていく風情を合わせ持つ稀有な楽曲。

"きらり" 正に風の中を気持ち良く疾走するテンポ感とブラックミュージックの軽やかなビートと言葉、そしてわかりやすいサビのメロディ。王道のポップチューンも欲しいなという時のリリースだったのでとても好感持てる曲です。個人的にはダフトパンクとファレルウィリアムスとナイルロジャーズの「Get Lucky」を初めて聞いた時の様な心地良さがある。 彼のコードボイシングの妙は抑制が効いたメロにあるけど例えばGmaj7→F#m7→F m7→Em7の様な展開の平行移動のマイナーの浮遊感と心地よい緊張感や、ポイントでディミニッシュを効果的に使う、これは米津や藤原にも共通した進行だ。

























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