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米津玄師 愛聴曲3選
更新日:8月7日

ボカロPのハチの頃から「マトリョシカ」の飛び抜けた才能には注目していたけど、「感電」や「馬と鹿」などドラマ主題歌のポップさの中に狂気と紙一重な美しさと切なさが共存し、宮﨑駿最新作では、思慮深くも少年の憧憬と孤独など心の奥の精神性を忘れない「地球儀」など深いバラードも書く。ここ最近の楽曲の充実度、歌唱力、アート性、人気どれをとっても名実とも現代No.1の日本のアーティスト。名曲もすごく多いので、多分1年後には趣味趣向が変わっているかもしれないけど3選です。
1.「Lemon」
これは本当の名曲ですね。歌詞も素晴らしいし、メロディの構成もほぼ完璧
この頃から米津氏の歌の力も何段階かグレードアップしたと思います。
僕的には文句なしの1位です。
2. 「月を見ていた」
美しい実に。欧州的でもあり和でもあり幽玄と転生の世界が切ない。
特にA,Bメロの出来は我々の世代でもハマる。なのでこの曲にしました。
きっと米津氏も指輪物語が好きなんでしょう。
3.「KICKBACK」
「LADY」 (3位は同率です。)
「KICKBACK」
TVアニメ『チェンソーマン』OPテーマ
ヘビーでドライブなサウンドでBPMもアッパーな中こんな
振り切れているサウンドとリリックは久々、70年代の後半にパンクの騎手セックスピストルズに出会ったような衝撃がある。ブリッジのお得意の狂気で高貴な知性溢れる展開も◎
「LADY」
イントロは現代版オサリバンか?と思うけど儚く切ないんだけど、VERSEのコード展開がCITYPOPS的で洒落ている。得意のbridgeの展開はドビッシーのような先の読めない怪しい展開と希望の光を見事に表現している。しかし歌詞のはめ方も歌唱力も相当なレベルにきてますね。